睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に短期的に呼吸が止まる病態です。この症状は、鼻や喉の軟組織が狭窄し、気道が一時的に閉塞することによって発生します。これにより、酸素供給が一時的に停止し、睡眠中の呼吸が乱れることがあります。
症状と影響
- いびき
- 日中の眠気
- 集中力の低下
- 高血圧
- 心臓病のリスク増加
SASは、これらの症状が放置された場合に重大な健康問題を引き起こす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。
外来診療
当院外来では、SASの診断と治療を行っています。不整脈等でHolter(24時間)心電図を行う場合には、SASに関する評価も可能であり、患者様の病態を多角的かつ効率的に評価することが可能です。これらを通して、患者様の健康と良質な睡眠をサポートするよう努めます。
検査機器:睡眠評価装置パルスリープ LS-140(フクダ電子製)
Holter(24時間)心電図 Digital Walk FM-1400 / SCM-850S(フクダ電子製)
治療法
SASの治療法には、以下のような選択肢があります
- 陽圧換気療法(CPAP):特殊な機器を使用して気道を開放し、正常な呼吸を促します。
- 歯科矯正療法:特殊なマウスピースを使用して気道の開口度を改善します。
- 外科手術:重度の場合に、手術が必要な場合があります。
SASの診断と治療は、患者さんの症状の重症度や種類に応じてカスタマイズされますが、当院では1の提供が可能です。上記2や3が必要な場合には、その他の医療機関と連携して対応させていただきますので、お任せください。
睡眠時無呼吸症候群、その他睡眠に関してお困りの方は、お気軽にご相談ください。